録音/PA音響 モズハウス・スタジオ | 日記 | 楽器用マイクの新定番 AUDIX i5


2012/12/05
楽器用マイクの新定番 AUDIX i5


従来、エレキギターやスネアドラムなどのPAや録音にはSHURE SM57という大定番マイクが使われてきました。中高音域の張り出したノリの良いアメリカンサウンドで、中にはボーカル用に使う人もいるくらい、大人気のマイクです。

このSM57の地位は今後も簡単には揺るがないと思いますが、それに真っ向から立ち向かう、比較的新しいマイクがあります。同じアメリカのAUDIX社の製品「i5」で、価格帯もSM57と同じ。デザイン的にも何となく似通ったところがないでもありません(^-^;A

SM57は1965年発売開始ですから、ナンと半世紀もの歴史を誇っています。けれどもその反面、設計の古さを感じさせる部分もあります。とにかく、マイクというのは完全無欠な製品というものがあり得ませんから、SM57にたとえ古さがあったとしても、それは「欠点」ではないのです。ただ、やはり「もう少し別の感覚のサウンドが欲しい」と感じる人も多いわけで、そこに対抗馬「i5」の存在意義があると言えるでしょう。

i5の音は簡単に言うと「よりHi-Fiな音」 です。Hi-Fiというと高性能でSM57よりも性能が上であるというように聞こえますが、そうではありません。本当に原音忠実という意味でHi-Fiを求めるならば、i5も各種コンデンサーマイクにはかないません。「ライブステージでの楽器用マイクとしては周波数特性も広く、比較的フラットだ」という意味でHi-Fiなのです。そして周波数特性がフラットだからといって、必ずしも音楽的に「良い音」になるとは限らないのがPAや録音作業での難しい部分なのです( ̄▽ ̄;)

モズハウス・スタジオのPAでは、このマイクをスネアドラムやエレキギターに使うことが多いのですが、特にスネアドラムに使ったときの切れ味の良さは、SM57とは違う良さが感じられます。

今後もこの2本のマイクは優劣ではなく、用途や好みに応じて棲み分けされていくことでしょう。

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