録音／PA音響　モズハウス・スタジオ | 日記 | 夏の野外イベントは雨との戦い

台風11号は各地のサマー・フェスティバルを直撃して、中止になったコンサートなども多かったようです。開催できた場合でも、リハーサル中に雷警報が出て中断を余儀なくされた、、、といった話も聞きました。それによって演奏する曲目も変更になってしまったそうです。

当モズハウス・スタジオも大規模な野外ロックコンサートには対応できません😭が、やはり夏場はお祭りや小規模な野外コンサートに呼んでいただく機会が増えます。信州は山が多いのでどうしても気候は不安定。突然の雷雨なんてことはしょっちゅうです。なので当然それなりの雨対策をしてはいますが、そもそも音響システムは電気で動くものですから、やはり水には弱いのです(_ _ ;)尸 ﾏｲﾘﾏｼﾀ…

で、この9日と10日は連チャンで野外イベントとコンサートのお仕事。9日のイベントはギリギリ終了近くになって本降りになったので、機材は多少濡れた程度で済みました。終了後帰宅してから、濡れたケーブルなどを乾拭きし、翌日のコンサートに備えて機材を積み直しました。

台風が列島を縦断したその当日になってしまった翌10日は、さすがに野外開催は不可能ということで、急遽近くの屋内ゲートボール場を借りて行なわれることに。これで雨風はしのげることになりましたが、天井がないむき出しの屋根の下なので、雨音が半端じゃありませんでした(´；ω；`)

まあ、それでも雨に直撃されるよりも数段マシなので、贅沢は言えません。雨をモロにかぶったマイクはもうマトモな性能には戻らないし、ケーブルのコネクター類も確実に劣化します。アンプやミキサー類が水をかぶれば故障したり、最悪は感電事故まで起こり得ます。

そういうことにならないようにある程度の準備はして行くのですが、やはり主催者の方々が雨の防御を工夫してくださる会場は、当方も安心できます。また、出演される方々も大事な楽器や衣装（特に和服）などを雨に濡らしたくないのはもちろんなので、ステージの上には是非簡単な屋根を用意していただきたいと思っています。見栄えが良くないかもしれませんが、ブルーシート1枚でも日よけにもなるし、多少の雨なら演奏を続けることができます。主催者の皆様、是非 (*>_<)ｵﾈｶﾞｲｯ！